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歯科コラム

スポーツ選手も歯が命!歯並びと運動能力の関係

矯正歯科
クリア歯科 矯正歯科コラム

かつてCMで一世を風靡した「芸能人は歯が命」というフレーズ、覚えている方も多いのではないでしょうか?

実は同じことがスポーツ選手にも言えるのです。

オリンピック選手を対象に虫歯について調査をしたところ、虫歯がないと答えた選手は男子53.3%、女子62.7%。日本人の25歳の平均は男性が26.3%、女性が40.9%ですから、トップアスリートは歯を大切にしているということがわかります。

なぜ、一流のスポーツ選手は歯を大切にするのでしょうか?

それは歯と運動能力には密接な関係があるからです。

 

歯並びと運動能力

小学生を対象に運動能力の調査を行い、成績の良いグループと悪いグループに分けて歯を調べたところ、成績の悪いグループの歯には虫歯などなんらかのお口のトラブルが、良いグループに比べて多いことが明らかになりました。

対象を中学生や成人にしても同様の結果が出ています。

歯並びが悪いと、どうしても悪い噛み合わせになったり噛み癖がついてしまうのですが、顎の関節のすぐそばには、体の平衡感覚をつかさどる三半規管があることから、こうした噛み合わせの違和感は重心移動に悪影響を与えるのです。

つまり、歯並びが悪いとそれだけでパフォーマンスを低下させてしまうというわけです。

これは、トップアスリートにとっては大問題だと言えるでしょう。

 

歯並びと筋力の関係

歯並びは筋力とも関係があります。

力を発揮する時に人は歯を食いしばりますが、全員が歯を食いしばっているわけではありません。

研究によると約3割の人が運動中に歯を食いしばり、約3割が口は閉じているが食いしばってはいない、残りの人は少し口が開いているという結果が出ているのです。

力を発揮するときに顎が正しい位置になければ十分に力が発揮されないことも明らかになっています。

顎を正しい位置にする際にも歯並びが非常に重要です。

歯並びが歪んでいると、正しい位置に顎を固定することができなくなります。

 

姿勢にも影響する

歯並びの悪さは実は姿勢にも影響を与えます。

人間の体は多少のゆがみやズレは補正してくれます。

歯並びが多少悪くても、食べたり話したりすることに大きな影響がないのはそのためです。

しかし、多少ではないレベルのゆがみやズレだと補正しきれません。

体のどこかにひずみが生じ、その状態が長く続いていると体全体の筋肉や骨格のバランスが崩れて、姿勢が歪んでしまうのです。

歪みが大きければ大きいほど補正するのに時間がかかったり、あるいは補正しきれない状態で競技に臨まなくてはならなくなります。

それではパフォーマンスを最大限に発揮することができません。

トップアスリートにとって骨格や筋肉の歪みは命取りなのです。

特にバランスが求められるトレーニングや競技では、歪みがない人との差は明確に出てきます。

歯並びの悪さは全身へ影響を与えることが明らかになっていますから、当然、一流選手は歯の重要性を理解しています。

トップを目指す選手は早いうちから歯並びを矯正し、噛み合わせを正しくするので、トップアスリートに虫歯が少ないのも、歯並びがきれいなのも当然の結果なのです。

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この記事の監修者
水上歯科クリニック
院長 水上哲也
略歴
1985年 九州大学歯学部卒業
1987年 九州大学第1補綴学教室文部教官助手
1989年 西原デンタルクリニック勤務
1992年 福岡県福津市(旧宗像郡)にて開業
2005年 久留米大学医学部にて学位取得(医学博士号)
2007年 九州大学歯学部臨床教授
2011年 鹿児島大学歯学部非常勤講師
所属学会・認定医
日本臨床歯周病学会 認定医
日本歯周病学会 指導医・専門医
日本顎咬合学会 指導医
近未来オステオインプラント学会 指導医
日本審美歯科協会 会員
日本口腔インプラント学会 会員
日本補綴歯科学会 会員
米国歯周病学会(AAP)会員
米国インプラント学会(AO)会員
京セラメディカルインストラクター
Japan United Colleagues(JUC) 名誉会長 OJ相談役

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