デメリットの多い口呼吸・今すぐ止めさせる方法
矯正歯科お子さんがポカン、と口を開けてボーっとしているところを見たことがありますか?
だらしないから口を閉じなさい、と注意した経験のある親御さんも多いかと思います。
実は口呼吸を続けることは、お子さんの身体に良くない影響を与えてしまう場合があります。
そこで今回は口呼吸の原因とその影響についてご紹介します。
口呼吸はいつ、なんで起こるのか
そもそも人間は生まれたばかりの頃は鼻呼吸しか出来ません。
成長するにつれて、口呼吸のクセがついてしまうのです。
そして一度付いた口呼吸のクセは、なかなか直しにくいのが難しいところなのです。
口呼吸の起こる原因には、主に以下のようなものが挙げられます。
①アレルギーで鼻がつまっている
②口の周りの筋肉が衰えている
③肥満荷により鼻の軌道が塞がっている
④3,4歳の頃におしゃぶりをつかっていない
⑤睡眠時の姿勢が悪い
口呼吸は口周りの筋肉を衰えさせ、歯並びにも影響を与えてしまう場合があります。
また、歯並びが悪くなるとさらに口をしっかり閉じるのが
大変になってしまうので、口呼吸の習慣がつきやすくなってしまう悪循環を生むケースもあると言われています。
今からでも遅くない、口呼吸を直す方法
上に挙げた理由などで起こってしまう口呼吸ですが、防止・改善のためには以下のような方法を試してみて下さい。
①アレルギーが原因なら耳鼻科に通院を
②日頃から意識して口を閉じさせ、寝るときも唇にテープを貼る
③改善用のマウスピースを使用する
④口腔筋機能療法(MFT )を歯科で受ける
歯並びだけではない、口呼吸のデメリット
口呼吸は歯並びを悪くするだけではありません。
虫歯やいびきの原因、免疫力の低下と、さまざまなデメリットがあります。
改善するのに、早いに越したことはありません。
子供の将来のためにも、早いうちから改善に乗り出しましょう。