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歯科コラム

マウスピース矯正とは?その仕組みやワイヤー矯正との違い、メリット・デメリットを解説!

矯正歯科

歯科矯正に興味がある方の中には、マウスピース矯正の存在を知り、気になっているという方もいるのではないでしょうか。

透明の装置を利用する目立ちにくい歯列矯正の方法として注目されるマウスピース矯正ですが、その仕組みやメリットについてはまだ知らないという方も多いこととと思います。

そこで今回は、マウスピース矯正ではどのような仕組みで歯列を矯正していくのかや、ワイヤー矯正との違い、またメリット・デメリットなど、気になる点を徹底解説していきます。

マウスピース矯正とは?

マウスピース矯正とは?
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使用して行う歯列矯正方法のひとつです。

それぞれの歯列に合わせ形が異なるマウスピースを複数作成し、定期的に交換していくことで歯を理想的な位置に移動させていきます。

ワイヤー矯正との違い

ワイヤー矯正は、歯にブラケットと呼ばれる矯正器具を装着し、ワイヤーの力で歯を移動させていく従来の歯列矯正方法です。

マウスピース矯正と比較して幅広い症例に対応可能ですが、装置が目立ちやすい、固定式で取り外しができないためお手入れや食事などで気を遣う必要があるといった面もあり、どちらが適しているかは各々の歯の状態や生活によっても異なるでしょう。

歯が動く仕組み

マウスピース矯正は、実際の歯と装着するマウスピースのズレによって継続的に歯に圧力をかけ続けることで、歯を動かしていくという仕組みになっています。
歯を支えている骨・周囲の組織が吸収・再生を繰り返すという自然な身体の働きを利用して、少しずつ歯を移動させていきます。

1週間〜2週間程度で新たなマウスピースに付け替えながら、正しい位置に整えていきます。

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正には、マウスピース矯正ならではの次のようなメリットがあります。

  • 矯正装置が目立ちにくい
  • 痛み・違和感が少ない
  • 金属アレルギーの心配がなく衛生的

それぞれ詳しく見ていきましょう。

矯正装置が目立ちにくい

マウスピース矯正の大きなメリットが、透明のマウスピースを使用しての矯正のため、矯正中でも装置が目立ちにくいということです。

就職活動や結婚式などのイベントがある、仕事や学校などで人前に出る機会が多いという方も、見た目を気にせず矯正治療が行えます。

痛み・違和感が少ない

ワイヤー矯正では、金属製の装置を使用するため口内に傷が付いたり、痛みや違和感を感じたりする可能性があります。

しかし、マウスピース矯正では薄く透明な装置を使用しており、一人ひとりの歯型に合わせて作成しているため、装着時の痛みや違和感が比較的少ないでしょう。

マウスピース矯正の痛みについてより詳しく知りたい方はこちら

金属アレルギーの心配がなく衛生的

使用するマウスピースは医療用プラスチックなどでできているため、金属アレルギーをお持ちの方でも安心して使用することができます

また、簡単に取り外しが可能で食事や歯磨きなどの際にもすぐに外すことができるため、口腔内も清潔に保ちやすいでしょう。
従来の矯正装置と比較すると、虫歯などのリスクも抑えられると言われています。

マウスピース矯正のデメリット

マウスピース矯正のデメリット
マウスピース矯正には、次のように注意しておくべきデメリットもいくつかあります。

  • 飲食の際などには取り外す必要がある
  • 装着時間が長い
  • 症例によっては対応できない場合がある

しっかりとデメリットや注意点についても理解した上で、マウスピース矯正を検討していきましょう。

飲食の際などには取り外す必要がある

マウスピース矯正を行っている最中は、基本的に装着したまま水など以外の飲食を行うことはできません。
そのため、食事のたびにマウスピースを取り外さないといけないという手間が気になることがあるかもしれません。

しかし、取り外しはとても手軽にできる上、取り外して食事を自由に楽しめるため、慣れてしまえば問題ないでしょう。

装着時間が長い

マウスピース矯正は、十分な効果を得るために適切な使用時間を守らなければなりません。
1日20時間程度の装着が必要なため、食事・歯磨きなどの場面以外では装着し続けなければならないでしょう。

自身で取り外しができる分、装着時間を意識しながら自己管理を行うことが必要になるでしょう。

症例によっては対応できない場合がある

マウスピース矯正は、重度の歯列問題の場合には、対応が難しい場合もあります。

技術の進歩により対応範囲は広がりつつありますが、まだワイヤー矯正と比較すると適応できる症例に制限があります。
複雑な症例ではワイヤー矯正などの他の治療法が推奨されることもあるため、事前に十分な診断を受けましょう

マウスピース矯正のデメリットについてより詳しく知りたい方はこちら

マウスピース矯正でよくある質問

マウスピース矯正を実際に始める場合、費用面や治療期間など、不安や疑問も多くあるでしょう。
最後に、マウスピース矯正でよくある質問に対して簡単に回答していきます。

Q1:マウスピース矯正の費用はどれくらいかかる?

歯列矯正を行う上で、気になるのが費用面ですよね。

マウスピース矯正では、部分矯正と全体矯正の2種類があります。
かかる費用は、前歯だけの部分矯正では10万〜40万円ほど、奥歯を含む全体矯正で60万〜100万円ほどが目安になるでしょう。

マウスピース矯正の費用についてより詳しく知りたい方はこちら

Q2:マウスピース矯正を行う基本的な流れは?

マウスピース矯正を行う基本的な流れは?
マウスピース矯正は、次のような流れで進められます。

  • カウンセリング・診断
  • 歯型の採取
  • 治療計画作成
  • 矯正の開始
  • 定期的なメンテナンス

 

また、治療期間後にも、後戻りを防ぐためにリテーナー(保定装置)を一定期間装着し、定期的に通院する必要があります。

Q3:マウスピース矯正はどれくらいの期間で終わる?

マウスピース矯正の治療期間は、部分矯正で1年未満ほど、全体矯正で2年から2年半ほどが目安となります。

歯並びの状態・治療の計画によっても治療期間には差があるため、担当の医師としっかり相談しましょう。

マウスピース矯正の治療期間についてより詳しく知りたい方はこちら

まとめ

今回はマウスピース矯正の仕組みとメリット・デメリット、また治療期間やかかる費用など気になるポイントまで詳しくご紹介しました。

矯正方法は症例やライフスタイルなど、様々な要素から判断する必要がありますが、マウスピース矯正には手軽さや目立ちにくさなど、様々なメリットがあります。

歯科医師に相談し、納得した上で、自身の歯並びや生活に合わせた矯正方法を選択しましょう。

この記事の監修者
水上歯科クリニック
院長 水上哲也
略歴
1985年 九州大学歯学部卒業
1987年 九州大学第1補綴学教室文部教官助手
1989年 西原デンタルクリニック勤務
1992年 福岡県福津市(旧宗像郡)にて開業
2005年 久留米大学医学部にて学位取得(医学博士号)
2007年 九州大学歯学部臨床教授
2011年 鹿児島大学歯学部非常勤講師
所属学会・認定医
日本臨床歯周病学会 認定医
日本歯周病学会 指導医・専門医
日本顎咬合学会 指導医
近未来オステオインプラント学会 指導医
日本審美歯科協会 会員
日本口腔インプラント学会 会員
日本補綴歯科学会 会員
米国歯周病学会(AAP)会員
米国インプラント学会(AO)会員
京セラメディカルインストラクター
Japan United Colleagues(JUC) 名誉会長 OJ相談役

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