健康を支える歯の寿命を延ばす【4つのポイント】
矯正歯科
若い頃には将来歯が抜けてしまうということは、あまり意識ができません。
ですが、一般的には40代に入ると歯が抜け始めてしまうことが多いと言われています。
成人には本来、親知らずを含め32本の歯があります。
一番寿命が短いと言われる第二大臼歯(親不知の一本前の奥歯)の寿命は50年程度。
それからもどんどん年を重ねて70歳になると、およそ半分の歯を失ってしまうのです。
一方年をとっても健康な歯をずっと保ち続けられる人もいます。
本来歯には寿命はないのですが、それでも多くの人が40代から歯を失い始めてしまうことが多いのです。
どうして歯が抜けていってしまうのか
本来寿命がないにも関わらず、どうして歯が抜けていってしまうのでしょうか。
やはり一番大きな原因は歯周病です。
歯周病とは歯と歯茎の間のプラークなどに住み着いた細菌が炎症を起こし、症状が進むにつれ歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。
支えている骨がなくなってしまうため結果歯が抜け落ちてしまいます。
また進行した虫歯による抜歯も歯を失う大きな原因のひとつです。
歯を健康に保つ4つの習慣とは
ずっと歯を健康に保ち、生涯自分の歯で食事を続けるために
有効な習慣とはどんなものでしょうか。
■毎日の歯磨き、歯間ブラシ、フロス
やはり基本となるのは毎日のプラークコントロールです。
歯磨きは歯の表面の汚れを落とすのには効果的ですが、歯と歯の隙間にある食べかすや歯垢までは取りきることができません。
面倒でも歯間ブラシとフロスを使って手入れをするようにしましょう。
■食事の仕方や習慣に気をつける
歯磨き習慣以外にも歯に良い習慣と悪い習慣があります。
まずは悪い習慣をできるだけ取り除きましょう。
間食をだらだら続けると細菌が活発に動く時間を長くしてしまいます。
おやつの後にも口をゆすぐなど気を使ってみましょう。
また食事の時にはよく噛むことも大切。
唾液の分泌を促すことで口内環境の悪化を防ぐことができます。
■歯医者で定期的な健診をする
歯や歯茎に痛みが出てから歯医者に行くのでは処置が間に合わず、抜歯となってしまうこともあります。
定期的に歯医者に通うことで問題の早期発見につながりますし、定期的にお掃除してもらっていれば歯石取りに何週もかけて通う必要もなくなります。
■噛みあわせの治療をする
噛みあわせに難がある場合には治療をすることで歯の負担を減らすことができます。
寝ている時などに無意識に歯ぎしりをしている日本人は70%ほどいると言われていますが、噛みあわせの治療をすることで歯ぎしりが軽くなったり、歯にかかる負担を減らすことができるでしょう。
歯の健康を守るためには毎日のコツコツとした積み重ねが大切。
歯の残存数と健康寿命の関連も指摘されていますから、正しいお手入れをして健康な歯を守りたいものですね。
1987年 九州大学第1補綴学教室文部教官助手
1989年 西原デンタルクリニック勤務
1992年 福岡県福津市(旧宗像郡)にて開業
2005年 久留米大学医学部にて学位取得(医学博士号)
2007年 九州大学歯学部臨床教授
2011年 鹿児島大学歯学部非常勤講師
日本歯周病学会 指導医・専門医
日本顎咬合学会 指導医
近未来オステオインプラント学会 指導医
日本審美歯科協会 会員
日本口腔インプラント学会 会員
日本補綴歯科学会 会員
米国歯周病学会(AAP)会員
米国インプラント学会(AO)会員
京セラメディカルインストラクター
Japan United Colleagues(JUC) 名誉会長 OJ相談役


