意外な盲点!?歯並びが発音に与える悪い影響
矯正歯科歯並びは見た目に影響を与えることは、皆さんご存じのとおりです。
しかし、歯並びが実は発音にも影響を与えるということは、あまり知られてはいないのではないでしょうか。
アナウンサーやナレーター、声優のように声を使う仕事の人は、実はみんな歯並びがきれいです。
それは歯並びが発音に影響を与えることを知っているからです。
正しい発音で話すことができなければ、声を使った仕事はできませんよね。
歯並びと発音の関係についてご紹介します。
歯並びが悪いとサ行が発音しにくい
あなたは上手に「さしすせそ」を繰り返して言うことができますか?
歯並びが悪い人が苦手なのが、実はサ行。
サ行は歯擦音といい、前歯をこすり合わせて、その間を息が漏れることで発音される音です。
だから出っ歯やすきっ歯、受け口、といった歯並びの場合、うまく前歯をこすり合わせることができません。
それがサ行の発音に影響を与えているのです。
だからサ行の発音がうまくありませんし、滑舌にも影響を及ぼします。
そのほかにもタ行、ナ行、ラ行も歯並びの影響を受けやすい音だと言われています。
英語の発音はもっと難しい
歯並びが悪いと英語の「th」と「s」をしっかり使い分けることができません。
歯の隙間から空気が漏れてしまうので、前歯の間に舌を入れて発音する「th」を、その通りに発音してもネイティブの人には正しい「th」の発音に聞こえないのです。
日本人には違いが分かりにくい「th」と「s」の音ですが、英語圏では使い分けられていますから、正しく発音する必要があります。
歯並びが悪いと、正しく発音しようとしても、正しい音が出せないのです。
矯正で発音は直る?
歯並びが発音の悪さに影響していることはわかりましたが、果たして歯並びを直しただけで発音はきれいに直るのでしょうか?
もちろん、歯並びを直すことで舌の動きが滑らかになるため、発音はよくなります。
しかし、残念ながらうまくいかないケースもあります。
発音は舌の動きとも関係があるので、矯正後も歯並びが悪い時代の舌の癖がそのままなら、発音も改善しないままです。
そういうときは、矯正後に発音を練習したり、舌の動きを意識するなどの必要があります。
だから発音がはっきりしない、自分の話した内容について聞き返されることが多いという場合には、舌に悪い癖がついてしまう前になるべく早く矯正を始めるのが一番です。
自分ではちゃんと話しているつもりでも聞き返されることが多い、滑舌が悪いと自覚している、という場合、もしかしたら歯並びに原因があるかもしれません。
歯並びと発音どちらともに悩んでいるなら、一度歯医者さんに相談してみましょう。
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