歯医者だけに頼らない!矯正中のセルフケア
矯正歯科
矯正治療が始まって装置が付けられた後は、ブラケットとワイヤーが歯の表面に24時間付いた状態となります。
このブラケットやワイヤーがあると食べ物がひっかかり易いだけでなく、歯磨きもやりにくくなるため、付けている間は食べカスが残りやすい状態になってしまいます。
矯正中は歯医者に行けばクリーニングしてもらえますが、矯正中の自分の歯を健康にするためには、むしろ日々のセルフケアの方が大事になってきます。
もし矯正中に歯ぐきが炎症を起こしたり虫歯になったりしてしまうと、治療期間が延びてしまうこともあるため、矯正中のセルフケア方法はぜひ覚えておきましょう。
矯正中は専用の歯ブラシとワンタフトブラシを使おう
まずは歯ブラシについてですが、矯正中は専用の歯ブラシを使いましょう。
矯正用の歯ブラシはブラケットの周りやワイヤーの下にも毛先が届くように作られているため、複雑な部位でも自然な角度で磨くことができます。
そういった特徴以外にも、矯正用歯ブラシには用途に合ったさまざまな種類のものがあるので、まずは自分に合った矯正用歯ブラシを見つけて使うことが大事です。
そしてもう1つ使っておきたいのがワンタフトブラシです。
ワンタフトブラシは通常の歯ブラシでは磨ききれない部分を磨くための道具で、筆のように毛束が一ヶ所に集まっているのが特徴となっています。
「歯と歯の間」や「歯とワイヤーの間」に毛先が入りやすい形をしているので、矯正中にはぜひ歯ブラシと併用して使っていきましょう。
矯正中は何度も歯磨きをする
矯正用のブラケットを付けている間は毎食後歯みがきすることを心がけましょう。
決して「あとでまたお菓子を食べるから歯磨きはその後に」とは思ったりせずに「何かを食べた後は必ず1度歯磨きをする」という考えを持つことが大事です。
そして歯磨きをする時間についても、できれば長時間磨くことが望ましいのですが、最初から歯磨き粉を付けるとついすぐに口をゆすぎたくなってしまうものです。
そこで歯磨き粉は歯磨きの最初の方では使わないようにして、最後の方に軽く口の中全体に行きわたらせる程度に付けるようにしてください。
うがいについてもあまり強くゆすぐと、歯磨き粉の中の虫歯予防効果のあるフッ素も洗い流してしまうため、軽くゆすぐ程度で十分です。
手鏡で自分の歯の状態をチェック
矯正中に口の中の汚れをチェックするためのアイテムとして鏡は欠かせませんが、洗面台の鏡は動かすことができないため、それだけではよく見えません。
そこで役立つのが手鏡です。
歯を磨いた後は手鏡を使って、または洗面台の鏡と手鏡の2つを上手く反射させて、普段は見ないようなところまで汚れが付いたままになっていないかチェックするようにしましょう。
矯正中は歯医者が定期的に歯のチェックをしてくれているからといって安心はできません。
自分の歯のセルフケアを毎日実践することで、矯正期間が長引かないようにしていきましょう。
矯正歯科ならクリア歯科へ
クリア東京の矯正歯科詳細
クリア新宿の矯正歯科詳細
クリア名古屋の矯正歯科詳細
クリア京都の矯正歯科詳細
クリア大阪の矯正歯科詳細
クリアなんばの矯正歯科詳細
クリア神戸の矯正歯科詳細
1987年 九州大学第1補綴学教室文部教官助手
1989年 西原デンタルクリニック勤務
1992年 福岡県福津市(旧宗像郡)にて開業
2005年 久留米大学医学部にて学位取得(医学博士号)
2007年 九州大学歯学部臨床教授
2011年 鹿児島大学歯学部非常勤講師
日本歯周病学会 指導医・専門医
日本顎咬合学会 指導医
近未来オステオインプラント学会 指導医
日本審美歯科協会 会員
日本口腔インプラント学会 会員
日本補綴歯科学会 会員
米国歯周病学会(AAP)会員
米国インプラント学会(AO)会員
京セラメディカルインストラクター
Japan United Colleagues(JUC) 名誉会長 OJ相談役


