インプラントもOK!「デンタルローン」の特徴と注意点
インプラント
インプラント治療は保険が利かないため、何十万、何百万の出費が伴います。
そんなインプラントの高額な出費を助けてくれるのが「デンタルローン」です。
ここではデンタルローンの特徴やメリット、注意点などについてご紹介していきます。
デンタルローンとは?
「デンタルローン」とは、歯科矯正治療やインプラント治療など、歯科治療に限定したローン制度となります。
デンタルローンは、ショッピングローンなどと同じく、金融機関やクレジッド会社のサービスとして用意されています。
一例をあげると、オリコ、アプラス、ジャックス、セディナなどです。
利用方法についてもショッピングローンなどと基本的には同じであり、審査を通過するとローンが利用できます。
ローン開始後は、治療費+金利分を月々に分割して支払っていくシステムとなります。
金利についてはローン会社によりますが、目安としては5~10%程度となり、ショッピングローンなどと比べるとやや低めです。
利用可能額についてはこちらもローン会社や信用にもより異なりますが、最大で500万円~800万円程度貸し出してくれるローン会社もあります。
デンタルローンのメリット
デンタルローンのメリットは、インプラント治療にかかる高額な治療費を分割で支払えることです。
最大で10年分割(120回払い)が可能なローン会社もありますので、インプラント治療で数百万円レベルの高額な治療費がかかったとしても、月々無理なく返済していくことができるのです。
また、金利の方も比較的低めの水準のため、例えば消費者金融など高金利のサービスでインプラント費用を調達するようにもずっとお得といえるでしょう。
さらに、審査も20歳以上(18歳以上のローン会社もあり)で安定した収入があれば基本的には通過できるといわれているため、その手軽さも嬉しいところです。
デンタルローンのデメリットや注意点
デンタルローンにおいてのデメリットや注意点としては、ローンのため当然ですが金利が発生する点です。
デンタルローンの金利は比較的低い水準ではありますが、それでも積み重なるとそれなりの額になってしまいます。
デンタルローンの場合、利用者の負担を考えて分割回数や返済期間を比較的多く(長く)設定できるものが多いです。
しかし、返済回数や返済期間をあまりに大きくすると、その分支払う金利の総計額が馬鹿に出来ない額になってしまいますので注意が必要です。
また、デンタルローンは残念ながら全ての歯科医で利用できるわけではありません。
したがって、デンタルローンを利用することを考えている場合は、インプラント治療に入る前に歯科医にてデンタルローンが利用できるかを確認しておくことが大切です。
デンタルローンは高額なインプラント費用を支払う上で助けとなってくれるサービスではありますが、ローンであることには変わりありません。
そのため、返済シミュレーションを十分にした上で計画的に利用するようにしましょう。
1987年 九州大学第1補綴学教室文部教官助手
1989年 西原デンタルクリニック勤務
1992年 福岡県福津市(旧宗像郡)にて開業
2005年 久留米大学医学部にて学位取得(医学博士号)
2007年 九州大学歯学部臨床教授
2011年 鹿児島大学歯学部非常勤講師
日本歯周病学会 指導医・専門医
日本顎咬合学会 指導医
近未来オステオインプラント学会 指導医
日本審美歯科協会 会員
日本口腔インプラント学会 会員
日本補綴歯科学会 会員
米国歯周病学会(AAP)会員
米国インプラント学会(AO)会員
京セラメディカルインストラクター
Japan United Colleagues(JUC) 名誉会長 OJ相談役


