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歯科コラム

注意点はある?海外でのインプラント治療

インプラント
クリア歯科

仕事などの都合で、インプラント治療を海外で受けようと考えている人もいるでしょう。

海外でインプラント治療を受けた場合、その後のメンテナンスはどのように行えば良いのでしょうか。

海外のインプラント事情や日本でのメンテナンスなどをまとめて紹介します。

海外のインプラント事情

● 保険は?
インプラント発祥の地はスウェーデンで、インプラント専門の医師による治療が基本となっています。

さらに、スウェーデンでは保険で治療を受けることができることも特徴のひとつです。

一方、アメリカでは医療技術が進歩していて、高い水準の治療を受けることが可能です。

しかし、アメリカの医療は保険制度がなく、基本実費で受けることになります。

日本の保険を使うことも可能ですが、一般的にインプラントは保険適用外となることを覚えておきましょう。

● すぐに受けられる?
インプラント治療は、長期滞在が基本です。

インプラントを骨に入れてから3か月から6か月ほどかけて治療を進めていきます。

そのため、すぐに治療を受けて帰国、というわけにはいきません。

海外の歯科医に確認しておくべきこと

海外で治療したいと思っても、日本に戻ってきてから歯の調子が悪くなってしまったらどうしよう、と躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時のために、インプラント治療を受けた歯科医に確認しておくべきことをご紹介します。

● どんな種類が使われているか
インプラントはメーカーや種類がさまざまで、ひとりひとり異なった治療がされています。

どのメーカーのどんな種類のインプラントを使ったか、また大きさも把握しておくと良いでしょう。

● メンテナンスの時期
インプラントを受けてから日本に帰国する場合や、日本に長期滞在する場合は、どのくらいのペースでメンテナンスを受けるべきかを確認しておきましょう。

日本ではどんな医院に行けば良い?

日本に帰国してからトラブルが起こった場合、またメンテナンスを受ける場合はどのような医院に行けば良いのでしょう。

まずはインプラントが受けられる歯科かを確認しましょう。

もし海外の歯科医に提携医院があるなら、同じ種類のインプラントを取り扱っている可能性があります。

また、取り扱っていない場合でも、同じ種類のインプラントを取り扱っている歯科医院を見つけやすくなります。

先に紹介したように、自分がどんな治療を受けているかを把握しておくことで、日本でのメンテナンスもスムーズに進むので、しっかりと確認しておくことが大切です。

海外のインプラント治療は、日本におけるインプラント治療と事情が異なることが多々あります。

スムーズに治療を進めるためにも、できるだけ同じ歯科医の治療を受けることが望ましいですが、海外などでの治療を考えている場合は、かかりつけの医師に早めに伝えておくと良いでしょう。

この記事の監修者
水上歯科クリニック
院長 水上哲也
略歴
1985年 九州大学歯学部卒業
1987年 九州大学第1補綴学教室文部教官助手
1989年 西原デンタルクリニック勤務
1992年 福岡県福津市(旧宗像郡)にて開業
2005年 久留米大学医学部にて学位取得(医学博士号)
2007年 九州大学歯学部臨床教授
2011年 鹿児島大学歯学部非常勤講師
所属学会・認定医
日本臨床歯周病学会 認定医
日本歯周病学会 指導医・専門医
日本顎咬合学会 指導医
近未来オステオインプラント学会 指導医
日本審美歯科協会 会員
日本口腔インプラント学会 会員
日本補綴歯科学会 会員
米国歯周病学会(AAP)会員
米国インプラント学会(AO)会員
京セラメディカルインストラクター
Japan United Colleagues(JUC) 名誉会長 OJ相談役

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