カレーはダメ！？歯列矯正中に避けた方がいい食べ物

2023.03.29 矯正歯科

歯列矯正をしようと考えた時に、ちょっと気になるのが「食事に影響はあるの？」ということではないでしょうか。

身近に歯列矯正をしている人がいる場合は、矯正を理由に「これは食べられない」などと話しているのを聞いたことがあるかもしれませんね。

基本的には、歯列矯正中だからと言って「絶対に食べてはダメ！」というようなものはありません。

でも、なるべく食べない方がいいものがあるのは事実です。

今回は、そんな「歯列矯正中に食べない方が良いもの」についてご紹介します。

くっつきやすいもの

普段から奥歯や歯の裏側にくっつきやすいなと感じる食べ物ってありますよね。

特に注意が必要なのはキャラメルやソフトキャンディ。

お餅やお団子、ガムなどもくっつきやすいです。

こうした食べ物は、矯正装置がはずれたり、矯正装置にくっついて虫歯の原因となったりしやすいので、できるだけ避けることをおすすめします。

「矯正中はカレーが食べられない」という話を聞いたことがある人は多いのでは？

でも実は、カレーやキムチ、赤ワイン、お茶など色素の強い食べ物や飲み物は、矯正自体に影響があるというわけではありません。

ただし、こうしたものを食べると矯正装置のゴム部分などに色が着いてしまう場合があります。

こうした食べ物については、ゴムを取り換える直前などのタイミングを選んで食べるのが良いでしょう。

おせんべいやフランスパン、リンゴ、ステーキなどの歯ごたえのある食べ物は、食べること自体が悪いわけではないのですが、前歯で噛んで食べると矯正装置がはずれたり壊れたりする場合があります。

食べる時にはできるだけ小さ目にして、奥歯で食べるようにしましょう。

飴や氷などを噛むクセがある方も気をつけて！

ニラやほうれん草、えのきなどの繊維質の野菜類やキノコ類、パスタやラーメンなどの麺類は装置に引っかかりやすいです。

食後にきちんと歯磨きをすれば問題ない場合がほとんどですが、外での食事の場合などには避ける方が良いかもしれませんね。

以上、歯列矯正中になるべく避けた方が良い食べ物をご紹介しました。

絶対に食べてはいけないというわけではありませんが、これらの食べ物を食べる場合には、食べ方に注意しましょう。

もし装置が外れたり壊れたりした場合には、かかっている矯正歯科を早めに受診してくださいね。