あなたは大丈夫?噛み合わせの悪さが体調不良を引き起こす!
矯正歯科意外かもしれませんが、実は、多くの人の「噛み合わせ」がズレています。
普段硬いものをあまり食べない人や、片方のアゴばかりでものを噛んでいるという人は要注意。
また、頬杖をつく癖がある人や、寝ている間に歯を噛みしめたり歯ぎしりをしたりする人も、噛み合わせがズレている可能性大です。
噛み合わせがズレていても食事や発語にあまり影響はないため、無自覚な人も多いもの。
でも、噛み合わせがズレているということは体が歪んでいるということです。
噛み合わせのズレを放置していると、身体のさまざまな不調につながってしまいます。
あなたの噛み合わせは大丈夫でしょうか?
噛み合わせによる頭や顔への不調
噛み合わせが悪いと、アゴの関節や筋肉に余計な負担がかかってしまいます。
すると、記憶力が悪くなったり脳の働きが鈍ったり、めまいが起こったりします。
また、視力低下、耳鳴り、頭痛、吐き気などの症状が現れる人もいます。
噛み合わせが原因で脳への血流が悪くなったり、アゴの筋肉が緊張してしまったりするため、こういった症状が出てくると考えられます。
さらに噛み合わせがひどくなるとアゴのズレが起こり、表情が左右非対称になってしまうこともあります。
噛み合わせによる身体の不調
噛み合わせによる体の不調は、アゴ周辺以外にも発現します。
たとえば肩こりや、手のしびれ、それに腰痛。
アゴの位置がズレていると背骨も曲がり、血行も悪くなるので全身の不調を引き起こします。
また、噛み合わせが悪いとしっかりと食べ物を噛むことができず、結果として胃や腸の機能も低下してしまうのです。
アゴの動きというのは、肩や腕や腰、消化器官にまでつながっているのです。
噛み合わせによる心の不調
歯の食いしばりや歯ぎしりが続くと、質の良い睡眠をとることができません。
その結果、日中眠くなったり不眠の症状が出たりしてしまいます。
また、噛み合わせの悪さによるストレスは、自律神経の機能を低下させてしまうこともあります。
歯を見せて笑うことがコンプレックスになったり、アゴの歪みが気になったりして内向的になってしまうなどの悩みを抱える人もいます。
このように、噛み合わせはメンタルにも影響を及ぼすのです。
噛み合わせをチェック!
「たかが噛み合わせ」と侮っていると、たくさんの不調に悩まされることになります。
もしかすると、今まで原因が分からなかった体調不良は、噛み合わせの悪さからくるものだったのかもしれません。
「噛み合わせが悪いのかも?」と思ったら、一度歯医者さんで診てもらいましょう。
適切な治療を受ければ、今まで悩まされていた意外な症状までもが一気に良くなる可能性もありますよ。